おぐら山荘

どうぞごゆるりと。

鞆鉄道 F9-252

f:id:ogurayama:20180905014727j:plain

 

福山22く976

鞆鉄バスの976号車です。

社番:F9-252

年式:1989年

形式:P-MP218M

 

鞆鉄道最後の富士+ふそう車です。

富士3Eの頃は沢山いましたが、5E世代になるとめっきり、7E世代になって突如現れた珍しい車でした。

また、同社にしては珍しく4枚折り戸を採用。いかにも都会的な車両でした。

鞆鉄道では日産ディーゼル車を中心に導入していますが、その傍らでふそう車の導入も行われています。日産ディーゼルがバス事業から撤退してからは、ふそう車をメインで取り扱うようになりました。

この車も、大都市圏からの低床中古車や、新車の低床車の導入の中で消えていった車でした。

 

路線は、尾道~福山を国道2号線で走る路線。尾道が近づいてくると、造船所が見えたり、レンガ造りのモダンな変電所が見えたり、海が見えて、向かいに向島が見えてくる路線です。

 

…背景に見えているのは旧尾道駅。このモダンなスタイルの駅舎はなんと1891年の生まれ。増改築を繰り返し、当時の面影は薄れていますが、現代の風景にも溶け込む素晴らしいスタイルの駅舎でした。

 

ただいま、尾道駅は駅舎を取り壊して新たな駅舎として再出発をするために工事中です。

なにやら、あのJR西日本が珍しく全額出資をしているそうです。(大阪駅や京都駅などの巨大ターミナル駅の開発は実績がありますが、地方部ではこの駅が初。)

 

新たな観光の拠点として、文化の発信点として、人と人を結ぶ交通の結節点として生まれ変わってほしいと思います。